素質論について

素質論について(その1)

 

 

 

素質論」というものを私が知ったのは約8年前のことです。

  

個別指導の学習塾を経営していますが、生徒の個性は色々です。そんな生徒を見てきて同じような指導ではうまくいかないことも段々分かってきました。

 

それ以来、これを使って生徒の「素質診断」を行い、生徒指導に使っています。また、保護者様にもお伝えして、子育てに生かしてもらっています。

当校では、「コーチング」と同様に「素質論」を指導に活用しています。

  

では、どんなものかと申しますと、昔から人がこの世に生を受けた日(生年月日)には意味があると言われています。

素質論」とは、「目に見えない心的傾向性を、生年月日をもとに統計化した人間関係論」です。「生年月日統計学」とも言われています。

 

一人一人が生まれ持っている心的傾向性は、生年月日と関係があるという点に着目し、素質論では100万人以上の人の生年月日を調査して、その中で10人中8人以上が「私はそのような価値観を持っている」、「それを好む」といったように、80%以上の精度をクリアした信頼性ある情報のみを抽出し、データ化したものになります。

 

この素質論では、目には見えない心的傾向性を読み込むために、CANCODE(キャンコード)というコミュニケーションツールを用います。人が生まれ持っている素質の特徴を数字とアルファベットで表現したコードで、全21桁からなる記号で表記され11の視点から分析可能となっています。

 

人は、生まれ持った素質(先天的な心的傾向性)というものを持っています。しかし、たとえ同じ生年月日の人同士だったとしても、全く同じ人生を歩むことはありません。

 

それは、どのような環境で生まれ育ったのか、どのような両親に育てられたのか、学校などの友人からどのような影響を受けて育ったのか、職場における人間関係による影響はどうなのか、どのような仕事や働き方をしているか、プライベートにおける男女関係はどのような状況か、、、、

 

つまり、生まれてからの後天的な要素(環境、経験、人間関係など)に、人は大きな影響を受けます。それが100%ではなく「80%の精度」と言われている理由です。

 

人はロボットのように単純ではありません。幼い頃に言われた両親からの一言だったり、相手の何気ない言動だったり、他人からは「そんなことで」と思われるような出来事も当事者にとっては心の傷になっていたりします。

 

それでは、素質論で何が分かるのかと申しますと、次のようなことです。 

  

・ 一人一人の価値観や考え方
・ 好きなこと、嫌いなこと
・ 自分らしいと思える環境
・ 意思決定のポイント
・ 行動特性
・ 頑張り方、得意分野
・ モチベーションが上がるポイント
・ 自分が気をつけておきたい特性
・ その人への対応方法、響きやすい言葉のかけ方 

 

などなど、思考パターンや行動パターンの多くのことがわかります。

そして、具体的にどんな場面に活かすことが出来るのかと申しますと、、、

  

 

【仕事関係】

 

・ 部下のやる気を上手に引き出しながら指導ができる。
・ 素質タイプを知ることで、適材適所への人員配置や役割分担ができ、組織が活性化する。
・ その人の特徴や能力を知ることが出来るので、その人の強みを引き伸ばしてあげることが出来る。
・ 苦手な上司や同僚ともうまく付き合うことが出来る。
・ クライアントのニーズを短時間で把握し、どのような対応・言葉がけが効果的なのかがわかる。
・ クライアントの特性を理解することで、リピート率を増やすことが出来る。

 

【親子関係】

 

・ 子どものやる気を上手に引き出してあげることが出来る。
・ 子どもがどのような愛情表現を求めているのかがわかる。
・ 子どもの生まれ持った素敵な才能や強みを最大限に伸ばしてあげることが出来る。
・ 家族内でお互いを高め合うためのコツを知ることが出来る。
・ 両親の枠にはめ込まず、子ども自身をのびのびと育てることが出来る。
・ 先に子どもの能力を知ってから育児を始めることで、不安を抱えながらの手探り育児が軽減する。
・ 育児マニュアルや情報に振り回されることなく、その子に合ったオーダーメイドな育児ができる。 

 

自分の素質を知ることで、自分の癖やパターン及び人からはどう見られているのかがよく理解できます。また、子供やパートナー及び上司・部下の素質を知ることでコミュニケーションのストレスがなくなり、子育てや人間関係がうまくいきます

 


なお、素質論は単なる「占い」ではありません。生年月日をもとに100万人のアンケートから8割の再現率になるようにデータをまとめた「統計学」です。

 

なので、面白いほどよく当たります。

 

日々のコミュニケーションによるストレスが改善されると、「イラッ」とすることがなくなり、「苦手な人」がいなくなると人生が楽しくなります。

ぜひ、「人間関係のトリセツ」として、お役立てください。

  

 

「素質論」の画像検索結果

 

次回からは、素質論による「タイプ別の特徴」についてお話して参ります。 

 

 

素質論について(その2)

 

 前回は、「素質論」がどんなものかをお話ししましたが、今回は「素質タイプ」についてお伝えしたいと思います。

 

一人一人が持っている「心的傾向性を分類したもの」を「素質ベクトル」と呼んでいます。

素質ベクトルは3分類され、以下の3タイプになります。 

 

H(Human)タイプ

 

人の気持ちを分かりあうことを大切にし、お互いの気持ちを確かめながら信頼し合える人間関係を築きたい。最終的には誰からも信頼される人物を目指します。

  

 

E(Economic)タイプ

 

何よりも無駄なく効率的に夢や目標を達成することを大切にし、自分のペースで自分の好きなことができる世界を築きたい。最終的には誰からもやり手と認められる人物を目指したい。

 

 

A(Authority)タイプ

 

何よりもワクに縛られないような可能性を大切にし、周りから一目おかれるスケールとステータスを手に入れたい。最終的には誰からも認められるエネルギッシュな人物を目指します。

 

では、この3タイプごとの特徴を列挙してみます。あなた自身や周りの人にいくつ当てはまるのかを確かめてみるのも面白いかもしれません。なぜ、あの人とうまくいかないのか悩んでいる人は、解決の糸口が見つかるかもしれません。

 

 

Hタイプの人の特徴】

 

人口の33.3%

 

ずばり「いい人」

 

笑顔でそよ風が吹くような人

 

いい人と言われたい

 

話が長い

 

出会いの物語が好き

 

みんなと仲良く、喧嘩をせずに、和気あいあいと

 

人格者を目指す

 

将来なりたい自分とはお金持ちではなく、いい人=人格者

 

一緒が大好き!全部、一緒がいいんだ。みんなで一緒に成功したい

 

競争は嫌いだ(比較はイヤ!テンション下がる)

 

一緒にやる人が欲しい!

 

環境にいい、地球にいいものが好き

 

その製品がどうやってできたか、こと細かく知りたい

 

信用、信頼関係、人間関係、情報、愛情が大事

 

安全性が大切。天然成分を好む

 

モノの購入は、勧めてくれた人の「人柄」。どんなに安い物でも、横柄な人からは買いたくない

 

1から10までの説明をキッチリ聞いて、品質を定めてから

 

気配りのプロ(気が利かない人が嫌い)

 

研究に向いている。自分で何でもとことん調べたい

 

ノーベル賞受賞者はこのタイプが多い

 

「どうして?なぜ?」=理由が大切!

 

人柄のいい人とつるみたい

 

何かを頑張るキッカケ(ガソリン)は、使命感。「○○のため」

 

ムダなことをやりまくる

 

行けないとは分かっていてもランチに誘って欲しい

 

お願いに弱い

 

先に帰るって言えない

 

何か小さなことがひっかかっているだけで動けない

 

⇒分からないことをなくすと動ける

 

雰囲気作りがうまい

 

1・2・3・4・5・6・7・8・9・10全部しゃべらないと納得できない

 

人のためにがんばれる

 

人から頼られると嬉しい

 

 

Hタイプの人に対しての声のかけ方・対応の仕方】

 

「やる時はやろうよ!」、「まずやってみようよ!」、「一緒にがんばろう!」、「一緒に成功しよう!」、「あなたじゃないとダメ」  

 

メールで、要件の前に一言入れる(世間話etc

 

一声かける

 

斜めか隣に座る

 

必ず分からないことを明確にし、なくすように心がける

 

どこでつまづいているかはっきり聞いてあげる 

 

絶対に裏切らないこと

 

 

Hタイプの人が自ら心がけること】

 

「結論から言うと・・・」を口癖にする

 

ムダや前置きをなくす

 

少し倹約する      

 

 

【Eタイプの人の特徴】

 

人口の40%

 

やり手と言われたい

 

使える!が重要

 

金額重要

 

結論重要。結論から話して欲しい

 

目的が常にあると思っている

 

誰からも文句を言われない。一国一城の主

 

自分の世界を作る。ペースを乱されるのが大嫌い

 

周りに左右されたくない

 

勝負だ!なにが一緒だ~!隣は敵だ~!

 

人をほめるのが異常に下手(負けた気がする)

 

人の欠点に目がいきがち

 

カタチのない財産× カタチのある財産=お金

 

お金がないと始まらないでしょ?!と思っている

 

人からもらったお金じゃイヤ

 

稼げないのに偉そうとするなー!と思っている

 

実力が大切

 

結果、結果、結果

 

自分のがんばりをアピールするのが好き。そんな自分が大好き!

 

がんばり方は「一生懸命」

 

たとえ結果としてダメでも、自分自身 で納得できるように、自分自身の力でやりたい

 

モノの購入は、コストパフォーマンス。赤札に弱い

 

この中身でこの値段!が好き

 

人より安く買えた=勝った!

 

サービス精神旺盛

 

ガソリンは、ライバル

 

「追いつくぞ!」で燃える

 

負け勝負をしない

 

やる気+タイミングで燃える

 

声のトーンを落とされると、スゴそうに聞こえてしまう

 

「ここが大事ですよ」といった、真顔に弱い

 

時間と体を効率的に動かしたい

 

口癖に「ついでに~してぇ」が多い

 

時間にキッチリしている

 

楽しいか楽しくないかで決める

 

夢を具体的に実現できるものに響く

 

10・・・4・5・6・・・10

 

つまり、結論・・・ポイント・・・結論

  

 

【Eタイプの人に対しての声のかけ方・対応の仕方】

 

泳がせるのも大事

 

ムリをさせない

 

「自分の目で確かめてから決めて」

 

先延ばしにしないように、効果などをしっかり教える  

 

真正面に座る

 

目を直視して会話する

 

 

【Eタイプの人が自ら心がけること】

 

別れ際に振り返る

 

ほめることを覚える

 

先延ばしをなくす(計画を立てたらすぐ行動)

 

リアクションを大きくする

 

笑顔を作る      

 

 

【Aタイプの人の特徴】 

 

人口の26.7%

 

凄い人と言われたい

 

すごい!ゼッタイ!が口癖

 

擬音語、擬声語が多い

 

ちゃっちゃ!とやりたい!がーっと、ばーっと!

 

「凄い人になれるよ」というフレーズに弱い

 

めんどくさいの嫌い

 

相手の予定、スケジュールを気にせず動く

 

権威、権力、パワー、大組織!

 

資格、権威が重要

 

不安をエネルギーにしている

 

不安になって資格を取りに行くタイプ

 

特別が好き

 

どんなに苦労しても人には見せない

 

メゲてるときは電話を取らないが、復活するとワケの解らない電話をする

 

光り輝く成功者、大物に憧れる

 

長い話が嫌い

 

頭の回転がずば抜けて早い

 

束縛が大嫌い。「ああしなさい」「こうしなさい」がキライ

 

決めつけられるのが嫌

 

感謝の気持ちは大切だ!ありがとうを言わない人が嫌い。なのに自分は言わないない

 

手っ取り早く成功したい

 

モノの購入は、有名、ステータス、本店、知名度(大先生のお墨付き、宮内庁御用達など)

 

「業界初」というフレーズに弱い

 

凄い人が側にいたらいい

 

ガソリンは、不安(自分でみつけた不安じゃないとダメ)。将来の不安がなくなることを強く求めている

 

ムラがある

 

察して欲しい

 

9:00~17:00なんて枠にはまった仕事はイヤ

 

「とりあえず」は「すぐやって」の意味

 

1・・・すご~い!(説明がない)・・・10

 

 

【Aタイプの人に対しての声のかけ方・対応の仕方】

 

ちょっとでも弱音を吐いたら、緊急事態と思うこと!

 

「ちょっと うまくいかない」ときたら、すぐに飛んでいく!

 

長くても10秒で、インパクトのある伝え方をする(何がどうすごいのか、単語で分かるように)

 

指導する時は、常に1個しか言わないこと(2個は忘れるから)

 

具体的に数字にする 「いつもホントがんばってるよね~」

 

最後に「何かない?」と聞く(努力を隠すから)

 

周りに褒めてくれる人を置く

 

たくさん褒める

 

ボディランゲージや箇条書きで伝える

 

距離感が重要。近づきすぎないこと

 

 

【Aタイプの人が自ら心がけること】

 

「結論から言うと・・・」を口癖にする

 

人の話をよく聞く。人の話をじっくり聞けるようになったときに成功する

 

目の前のこと、これやったらどうなるかくらい考えよう

 

褒めすぎ注意

 

 

だいぶ長くなりましたが、いかがだったでしょうか。

そして、あなたはどのタイプでしょうか?

 

それでは、今回はここまでとさせていただきます。

 

 

素質論について(その3)

 

前回は、素質タイプのH、E、Aの3つのタイプの特徴をお話ししましたが、今回はその3つのタイプが生年月日により、更にそれぞれ4つに細分化されますので、それについてお話します。

細分化された「各タイプの性質(性格」の大まかな特徴は、以下のようになります。

 

H(Human)】

108タイプ

 

人見知りだけれど、甘えん坊。無邪気な愛されたがり。誠実かつ純真。好奇心・探求心たっぷり。

 

初対面ではめいっぱい人見知り。でも一度心を開くと、尽くしまくりの愛されたがり。交際範囲は狭く深い。時々見せる無邪気なわがままも何となく許されちゃいます。誠実、純真で裏表のある態度は大嫌い。好奇心、探求心が強く、人や動植物を育てるのが得意。

 

 

012タイプ

 

プライドが高いおしゃれさん。行動はスマート。心は繊細。気持ちが顔に現れやすい素直な人。

 

「スタイルも行動も常にスマートに」が基本。プライドが高く、恥をかくのは大嫌い。人にはストレートにものを言う反面、本人はささいな言葉で深く傷ついたりします。ただ、黙っていても思いが全部顔に出る分かりやすい人なので周囲も笑ってしまいます。

 

 

789タイプ

 

とぼけた味で上手に世渡り。のほほんとやさしいオーラ。ポジティブな自信家。茶目っ気も。

 

人を緊張させない「のん気オーラ」を出しています。聞き上手で受け身。一緒にいて楽な人。超ポジティブで「根拠のない自信」は人一倍。自分に都合の悪いことは、さっさと忘れて無責任と思われることもあるけど、茶目っ気たっぷりな愛嬌で許されてしまいます。

 

 

025タイプ

 

世話好きな寂しがり屋。頭脳明晰かつ常識人。豊かな人脈が財産。一人ぼっちは苦手。

 

頭脳明晰、律儀な常識人。その冷静な判断力を頼って、相談を持ちかける人も多いはず。仲間外れや一人ぼっちが大の苦手で、人との関係、人脈をとても大切にしています。常識人として、礼儀を失した行動や約束を守らない行動は、自分にも人にも許しません。

 

 

【E(Economic)】

001タイプ

 

マイペースで自己流を貫くこだわりの人。実行力あり、輝く個性が人気の秘密。

 

マイペース。仕事も恋愛も。生活空間の整え方、時間の使い方まですべて自分流。それにこだわり、着実に実行します。

本人は周囲の「変わってる~」という声は、「個性的~」に聞こえています。どこでも本人のオリジナリティー優先で、それを人に押し付けるのが難点です。

 

 

919タイプ

 

人に愛される気配り上手。活発で頑張り屋さん。器用さナンバーワン。ほめられて伸びるタイプ。

 

じっとしていることがないほど活動的。好奇心、向上心旺盛ながんばり屋。親切で気配りも細やか。何でも器用にソツなくこなします。常に誠実に取り組み、そのがんばりを認めてもらえるとうれしくなって、ますます張り切ります。ほめられることで成長し続ける人です。

 

 

555タイプ

 

頼られるオールラウンダー。自信あふれるリーダー。堅実に生きる働き者。いつも全力投球。

 

自信あふれる堂々とした姿が周囲に安心感を与えます。地に足の着いた堅実な生き方をする働き者。本人の辞書に「ナマケル」という言葉はありません。面倒見がいいリーダータイプ。ただ、あまりにも万能なので、つい、「自分だけが正しい」と思い込んでしまいがちです。

 

 

125タイプ

 

盛り上げ上手な知恵者。頭は賢く性格はおっとり。奉仕精神旺盛。充電すれば元気百倍。

 

おっとりしているようで、頭の中はフル回転。競ったり、知恵で出し抜いたりする駆け引きが得意。常にどちらが得かを考えるクセがついています。がんばるにはゆとりの時間が必要で、充電したらパワー全開。盛り上げ役に徹するサービス精神旺盛な人でもあります。

 

 

【A(Authority)】

000タイプ

 

束縛を嫌う自由人。華やかで魅力的。特別なひらめきを持つ。

 

華やかで気まま。特別なひらめきや発想力は天才的。ただ、自由に飛翔してこそのひらめきなので、束縛されたり、強制されたりするのは大嫌い。また、感性のままに行動しているため、意識的に気分を切り換えるのは苦手。一度落ち込むとなかなか抜け出せません。

 

 

888タイプ

 

超ポジティブな挑戦者。軽快なフットワークと立ち直りの早さは天下一品。印象も華やか。

 

楽観的で自信満々。軽快なフットワークで次から次へと新しいことに挑み続けるチャレンジャー。たとえ思い通りの結果が得られなくても、驚くほど早く立ち直ります。ただ、この調子でつい大きなことを周囲に言う傾向があり、あとで肩身の狭い思いをすることもあります。

 

 

100タイプ

 

特別扱いで力を発揮。おおらかな王者。強がるけれど甘えん坊。特別扱いでご機嫌に。

 

おおらかで華のある人。世間体を気にして、常に一目置かれる存在でありたいと思っているので、多少無理しても強がって見せます。特別扱いをされると、うれしくなって普段以上の力が出ます。一方、家に帰ると甘えん坊の子猫のような表情に。内と外のギャップは大。

 

 

024タイプ

 

必ずやり遂げる信念の人。協調性高く気づかいの天才。忍耐強さも抜群。慎重な一面あり。

 

常に夢中になって何かに打ち込みたいという欲求があり、一度やると決めたら、最後までトコトンやり抜く忍耐強さがあります。また、周囲への気づかいも忘れず、周りの人達といい関係を築こうとする協調性があります。見かけによらず心配性なので慎重な人です。

 

いかがでしょうか。このように、全部で12通りのタイプに分けられます。これらのタイプは、「本質」と呼ばれ、その人本人が「最も自分らしいと思える性質(性格)」を表しています。

 

その人の「生年月日」が分かると、会ったこともないのにその人の性質(性格)が把握できるので、コミュニケーションがうまくできるようになります。

当校では、生徒の「素質診断」を行い、この細分化された「タイプ別の性質(性格)」の詳細を明らかにして、保護者様にもお伝えしてご活用いただいています。

 

生徒の素質から将来はどんな職業に向いているのか、どんな指導が一番合っているのかが分かるようになりました。 

声をかけるにしても、その生徒が受け入れやすい言葉がどんなものなのかがだいぶ分かるようになりました。

 

この「素質診断」で「思っていることの半分も言えない生徒であること」、「わからないことがあると先に進めない生徒であること」、「聞いているようで人の話をほとんど聞いていない生徒であること」、「人と違ったことをやりたがる生徒であること」、「完璧を求める生徒であること」等々、色々なことが分かるようになりました。

 

このような生徒の素質を知って、生徒が受け入れやすい言葉を選んで自信をもって生徒を指導することが出来ています。

「素質論」は高い精度で、人の性質(性格)を知ることができますので、ご興味のある方はぜひ参考になさってください。